小室哲哉さんに思うこと

こんにちは!サポートギタリストの前野直也です。

前回に引き続き、小室哲哉さんの引退会見について感じたことを書きたいと思います。

2010年の事

TM NETWORK時代から「リニューアル」という言葉を流行らせたり、ヒットを仕掛けるプロデューサーでいたい方に思えたから、小室ファミリーが一世を風靡した時「良かったな」と思いました。
しかしその一方でこんなに沢山の曲を沢山の人にあげて大丈夫なのかな、出来ればTMをじっくりやって欲しいなとも思っていました。
段々ブームが終息して「TMとかglobeとかをマイペースでやってくれれば」と思っていた矢先の逮捕。

あの時は逮捕自体よりも、目茶苦茶売れてチヤホヤされていた頃の数字やお金の感覚に囚われてしまったように見えたのが悲しかった。でもファンやめよう、とかは思わなかったなぁ。復帰された時は素直に嬉しかったですね。

今回の報道で「自分より稼働率の高い作家はいるし」と言うような発言があって、まだあの時の感覚に囚われてしまっているように感じました。

でも今回もファンをやめまようとは思わないですが。

小室さん3

 

才能の枯渇の事

2010年の事から復帰した後のプロデュース作品は、以前ほどの話題にはならなかったかも知れません。正直僕も聴いてない曲もあります。しかし復帰後のTM NETWORKの作品には素晴らしい曲が結構あります。安室さんに久々に提供したドコモのCM曲も小室さんらしい曲でした。

才能が枯渇したというより、音楽家小室哲哉が次の段階に進む時なんじゃないかなと思います。

ネットの普及等で音楽業界の状況も変わりました。

90年代のように一人で凄い曲を書いて「さすが先生!」と驚かれて枚数売ってというのは、小室さんに限らずもうなかなか難しい事に思います。しかしながらコアなファンに向けて本当に納得の行く作品を作る。コライトする等、新しいやり方で充実した活動をされている方もいます。

才能ある若い人とコラボしたり、コアな小室哲哉ファンに響く曲を作ったり。やり方は今までと違って良いと思います。一人で閉じこもらずに、新しいやり方にも目を向けて「これが今の小室哲哉か!」と思わせる作品を世に出して欲しいと思います。

安室さん小室さんの引退で音楽業界が大きく変わるとおっしゃる方がいて、それもなるほど、と思います。

しかし、だからこそ僕は「その変わっていく音楽業界の中で小室さんが作る音楽」を聞いてみたいです。

小室さん4

 

結局伝えたいこと

まずはゆっくり養生してメンタルもフィジカルも治して欲しいです。なんとか耳の状態も良くなる様に祈っています。ご自分が回復してからKEIKOさんと向き合って欲しいと思います。

それからで良いので、今の小室哲哉の思いがつまった音楽、変わっていく音楽業界に対する小室哲哉の回答と言える音楽、小室さんが本当にケミストリーを感じる方とのコラボレーション。そういったものを提示して欲しいと思います。

願わくばその中にもう一度TM NETWORKが入っていて欲しいです。宇都宮さん、木根さんと小室さんとの間には間違いなく特別なマジックが今もあるはずだから。

 

here,there,everywhere

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

投稿者: 前野 直也

茨城県出身。TM NETWORKで音楽に目覚め、B'zを見てギターにハマる。 中央大学法学部を経てTSM(東京スクールオブミュージック専門学校)に進学。卒業後は数々のバンドのサポートを努め、ゲーム音楽のレコーディングにも参加。 2016年より八王子新堀ギター音楽員の講師も務めている。

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